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今月のお気に入り(2018年9月)

・Thomas Ankersmit『Homage To Dick Raaijmakers』 ・Jeremiah Cymerman『Decay of the Angel』 ・Rubel『Casas』 ・Tigran Hamasyan『For Gyumri』 ・Schiaffini - Prati - Gemmo - Armaroli『Luc Ferrari Exercises D'Improvisation』 ・Mark Turner, Eth…

『Against 2018: John Wiese』at art space tetra

福岡art space tetraでの『Against 2018: John Wiese』観てきました。 John Wiese以外の出演者もそれぞれに聴きどころあって大変充実したイベントだったんですが(特に久しぶりに見たShayne bowdenの演奏のドゥームとインダストリアルとフィーレコが混ざった…

お知らせ:3RENSA『REDRUM』ライナーノーツ執筆

本日9月21日にスローダウンRecordsよりリリースされたMerzbow、Duenn、Nyantoraによるバンド3RENSAのデビューアルバム『REDRUM』にて、ライナーノーツを執筆しています。よかったら是非チェックしてみてください。 REDRUM アーティスト: 3RENSA (Merzbow.due…

『ワールド × ジャズ』私の9選

世界の音楽情報誌『ラティーナ』の2018年9月号に掲載されている特集「ワールド × ジャズ 今聴くべき66枚」が世界の各地で多様な変化を遂げている現在のジャズを手広く紹介していてとても面白かったので、私も便乗して好きな作品を9枚選んでみました。 ただそ…

Schiaffini - Prati - Gemmo - Armaroli『Luc Ferrari Exercises D'Improvisation』

Spotify / Apple Music / YouTube イタリアのフリージャズ/インプロの黎明期から活動するトロンボーン奏者Giancarlo Schiaffini、Schiaffiniとはよく共演しEvan Parker Electro Acoustic Ensembleの中心的メンバーとしても知られるチェロ/エレクトロニクス…

Carlo Domenico Valyum『Cronovisione Italiana』

Carlo Domenico Valyumは19世紀の終わりに生まれた研究者、発明家。機械の研究、開発に携わる仕事を長年務めた後、1937年2月にオーディオ/ビデオの異常な電磁波を傍受する発見をしたとの記録が日記に記されていたものの、確たる資料は見つからず、また1939…

今月のお気に入り(2018年8月)

・Siegfried Palm『Intercomunicazione - Cello Recital』 ・300 Basses『Sei Ritornelli』 ・Camila Nebbia『A veces, la luz de lo que existe resplandece sólamente a la distancia』 ・OZmotic『Elusive Balance』 ・Stefano Pilia『Strings』 ・Abby L…

Ropes『dialogue』

on button down、KARENなどのバンドでも活動する女性シンガーachicoとART-SCHOOLのギタリスト戸高賢史によるデュオ、Ropesのファースト・フル・アルバム。ボーカルとギターという最小限な編成での歌ものアルバムですが、女性的な柔らかさを感じさせる優しい…

パーカッション × エクスペリメンタル =?? 現在の実験/即興シーンにおけるパーカッションの多様性を示す音盤20選

パーカッションの音色っていいですよね。例えばシンバルの金属的な倍音のうねり、例えばガムラン楽器やクセナキスのSixxenなんかの独特な調律と音色が生み出す冷たくもメディテーティブなサウンド、例えばライヒの楽曲における延々と聴いていても聴き飽きな…

今月のお気に入り(2018年7月)

・Nitai Hershkovits『New Place Always』 ・Donny McCaslin『Beyond Now』 ・Loren Connors『Angels That Fall』 ・Leo Okagawa『Tiny Portraits』 ・Mika Vainio『Lydspor One & Two (Blue TB7 Series)』 ・Justin Brown『Nyeusi』 ・Kristjan Randalu『Ab…

2018上半期ベスト

みんな大好き(もちろん私も)上半期ベストです。今回は25枚選び順位をつけました。ストリーミングで聴く割合がグッと増えたことも関係して例年より聴いた作品数は多めな反面、(あくまで回数的な意味でですが)聴き込むといったことがあまりできなかった半…

KINK GONG JAPAN TOUR 2018『電磁的音族』

7月8日に福岡IAF SHOPにて行われるKINK GONG JAPAN TOUR 2018『電磁的音族』に出演いたします。 https://www.facebook.com/events/221750651981481/ 私は20~30分程度のライブを行う予定です。 お近くの方もそうでない方も是非ともいらしてください。 《イベ…

今月のお気に入り(2018年6月)

・tricot『potage / ブームに乗って』 ・Siouxsie and the Banshees『Tinderbox』 ・David Lynch『Lost Highway』 ・Actress, London Contemporary Orchestra『LAGEOS』 ・Peter Evans and Weasel Walter『Poisonous』 ・Eliane Gazzard『Aurora Ouroboros B…

マイ・フェイヴァリット・フィールドレコーディング9選

先日Polypicalさんがツイートされていたマイ・フェイヴァリット・フィルレコ作品に触発されて(ていうか単なるパクリですが)、私も選んでみました。 簡単な紹介文も書いてます。画像をクリックで試聴などのリンクへ飛べます。 ・Chris Watson『In St Cuthbe…

今月のお気に入り(2018年5月)

・Grouper『Grid Of Points』 ・BES『UNTITLED』 ・Ståle Liavik Solberg『True Colours』 ・Lick-G『Trainspotting』 ・Shuta Hiraki『Afterwhile』 ・Dedekind Cut『Tahoe』 ・MABUTA『Welcom to This World』 ・『The Music Improvisation Company』 ・Th…

Dan Weiss『Starebaby』

Dan Weiss (drums, compositions), Ben Monder (guitars), Trevor Dunn (electric bass), Craig Taborn (keyboards, piano), Matt Mitchell (keyboards, piano) NYを拠点に活動するドラム/打楽器奏者ダン・ワイスの4作目(?)となるリーダー作。 前々作『Fou…

リリース情報:Shuta Hiraki『Afterwhile』

GW中の5月2日に『Afterwhile』というアルバムをリリースしました。 bandcampでの販売でデジタルオンリー、500円です。 2014~2018年にかけて制作した楽曲からアンビエントドローン寄りのものをセレクションした内容です。 フル試聴できますのでよかったら是非…

現代ジャズの多様性を象徴するピアノ・アルバム 12選

untitledmedley.com Untitled Medleyの特集『現代ジャズの多様性を象徴するピアノ・アルバム 12選』に参加しました。 私はジェイソン・モラン、ダビィ・ビレージェス、ジョン・エスクリート、マット・ミッチェルのアルバムレビューを担当しています。タイト…

今月のお気に入り(2018年4月)

・Mary Halvorson『Code Girl』 ・CZARFACE, MF Doom『Czarface Meets Metal Face』 ・Jóhann Jóhannsson『Sicario』 ・Alvin Lucier, Trio Nexus『Broken Line』 ・GOGO PENGUIN『A Humdrum Star』 ・Robert Henke『Layering Buddha』 ・BES, ISSUGI『VIRID…

今月のお気に入り(2018年3月)

今月は映画ばっかり見てて音楽あんま聴いてないです。 ・East Man『Red, White & Zero』 ・Deepchord & Fluxion Present Transformations『Accumulate Pt. 1 & 2』 ・Harley Gaber『The Winds Rise In The North』 ・Prima Materia『Prima Materia』 ・Koenr…

今月のお気に入り(2018年2月)

画像大きめのが特によかったやつです。 ・Derek Bailey & Andrea Centazzo『Drops』 ・Alvin Curra『Solo Works: The '70s』 ・Tony Rusconi『Full Metal Drums』 ・Zeno De Rossi『Zenophilia』 ・Gruppo Di Improvvisazione Nuova Consonanza『1967-1975』…

Italian Experimental Label《Second Sleep》on bandcamp

ノイズ/コラージュ/コンクレートなどを扱うイタリアのエクスペリメンタルなレーベル《Second Sleep》のカタログのうちbandcampにアップされているものをひたすら貼る。 ・Alleypisser『Tvang』 Tvang by Alleypisser ・Burial Hex『The Ritual of Abductio…

今月のお気に入り(2018年1月)

・Shuta Hiraki, Radio Ensembles Aiida, Zhu Wembo, Zhao Cong, Leo Okagawa『Ftarri 福袋 2018』 ・Francisco López『Untitled #320』 ・Eliane Radigue『L'Île Re-Sonante』 ・Michael Pisaro『asleep, street, pipes, tones』 ・Trio Heinz Herbert『The…

リリース情報:『Ftarri 福袋 2018』

本日1月28日にFtarriレーベルよりリリースされました『Ftarri 福袋 2018』に「Optimal Layers」という楽曲で参加させていただきました。 音の素材の数、周波数、レイヤーの切り替えなどを12という数字に基づいて配置した、12分ジャストの作品です。 本アルバ…

BEST OF 2017

遅くなりましたが2017年の年間ベストです。25作品選び順位をつけました。記事中の「今年」は「2017年」と読み変えてください。 画像クリックで試聴できます。ではどうぞ。 25. Maciej Obara Quartet『Unloved』 耽美なジャズ。 ポーランドのサックス奏者マチ…

Linda Catlin Smith『Drifter』

カナダの作曲家リンダ・カトリン・スミスの2枚組作品集『Drifter』は間違いなく2017年に手に取った音楽作品で最も感銘を受けた1作でした。楽曲の制作時期に開きがあり、それぞれ独立して制作されたものを纏めた作品集という趣が強いためなかなかアルバム作品…

今月のお気に入り(2017年12月)

・Tim Berne's Snakeoil『Incidentals』 ・Jon Hassell『Last Night Moon Came Dropping Its Clothes Street』 ・Merzbow『Hyakki Echo』 ・Merzbow『kaoscitron』 ・Haptic『Scilens』 ・The National『Sleep Well Beast』 ・Eleh『Home Age』 ・Radio Ense…

Untitled Medley「音楽ファンが選ぶ2017年のジャズアルバム12選」

現代のジャズを中心に取り上げるレビューサイト《Untitled Medley》の企画「音楽ファンが選ぶ2017年のジャズアルバム12選」に参加させていただきました。 前後編合わせて24枚のアルバムが紹介され、2017年のジャズの多様性を物語る面白いセレクトになってい…

今月のお気に入り(2017年11月)

月の半ば辺りからはストリーミングでECMばかり聴いてました。 ・Eliane Radigue『occam ocean 1』 ・JUSWANNA『湾岸 SEAWEED』 ・Yuji Takahashi and Kazuhisa Uchihashi『U9』 ・Muhal Richard Abrams with Malachi Favors『Sightsong』 ・Brad Mehldau『La…

ECMレーベルのストリーミング解禁に寄せて ~50/51のディスクガイド~

一週間ほど前でしょうか、ジャズを中心にリリースするドイツのレーベルECMの全カタログが各種サブスクリプションサービスで配信されることが発表されました。 私自身Apple Musicにはよくお世話になっている身ですが、音楽好きな知人との会話など身近なところ…