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近況

 随分と更新が滞ってしまいましたが、まぁ気軽にいきます。最近聴いたものから適当に、

 

 ・Michael Formanek『Rub & Spare Change』

Rub & Spare Change

Rub & Spare Change

 

 Michael Formanek(b), Craig Taborn(p), Tim Berne(as), Gerald Creaver(ds)

同編成による次作『Small Places』に比べ各者のソロのやりとりや、それによって生じるグループの骨組みのようなものがしっかりと感じられる。6曲目、急かすようなクレイグ・テイボーンの打鍵を中心にゴツゴツとした緊張感のある演奏が繰り広げられる様がいい。

 

 

・Humair/Ducret/Chevillon/+Eskelin『Liberté Surveillee』

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Daniel Humair(ds), Marc Ducret(g), Bruno Chevillon(b), Ellery Eskelin(ts)

ハードボイルドな雰囲気漂う2枚組ライブ盤。長尺の演奏が多く、隙間のあるフリーフォームなやり取り。骨太なリズム隊の重いグルーヴの上でエラリー・エスケリンがのびのびと吹いている。強面な面子だが意外にも(?)取っ付き難さは感じなかった。

 

 

・Rob Price Quartet『I Really Do Not See the Signal』

Girasol

Girasol

  • アーティスト: Trevor Dunn & Jim Black Rob Price Quartet With Ellery Eskelin
  • 出版社/メーカー: Gutbrain Records
  • 発売日: 2008/05/05
  • メディア: MP3 ダウンロード
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 Rob Price(g), Ellery Eskelin(ts), Trevor Dunn(b), Jim Black(ds)

前掲と同じ楽器編成で、共にエラリー・エスケリン参加作。怪しげな作曲と暴れまわるフロント。終始威圧的な演奏で情報量が多く聴いていてとても疲れる。1曲目の集団即興的な場面での音の溢れっぷりが最高。全員が主役といってもいいが、中でもジム・ブラックのドラムのやかましさは常軌を逸している。エスケリンはギターと相性がいい説が勝手に浮上。

 

 

・BJ Nilsen『Eye of the Microphone』

Eye of the Microphone

Eye of the Microphone

 

 Touchからスウェーデンのサウンドアーティストによる作品。ロンドンの金融街にて集められたフィールドレコーディングがそれとなく、しかし時には大胆に加工・配置された音響作品。2曲目のインダストリアルな質感のドローンとフィールドレコーディングのレイヤーが素晴らしい。

 

 

 ・Janek Schaefer『Lay-By Lullaby』

Lay-By Lullaby

Lay-By Lullaby

 

 ロンドンの真夜中の高速道路の、不意に現れては過ぎ去っていく車の通過音、そのあいまに、曲名のごとくラジオから流れ込んでくるような、断片的な曲想が挿入される。人の不在(時には一時的な在)を感じさせるロケーションと、メロディーの在/不在を行き来するような揺れる曲想との並列・構成が見事。ノスタルジックに依り過ぎない夜の静寂がもたらす鋭利な感覚がすごく気に入っていて何度も繰り返し聴いています。